シベリア鉄道の旅で役に立った物7選

ロシア旅行

去年(2019年)の春、シベリア鉄道の乗り鉄旅をしてきました。
バム鉄道(第二シベリア鉄道)はほぼ完走、シベリア鉄道本線はノヴォシビリスク〜イルクーツク間を走破。
総距離約4千キロ。ほぼ10日程列車で寝泊りをしたという、強行軍でした。

まりな
まりな

昨今のコロナ禍でなかなかこのような旅は難しくなってしまいました。思い切って行って、本当によかったと思います。

マイカー君
マイカー君

僕も一緒に走ってみたいけど・・・
流石に無理だねえ。

海外旅行では「これが必要」という定番のものはいろいろありますが、今回は「シベリア鉄道の長旅で役に立った物」をご紹介しましょう。

シベリア鉄道の旅ってどんなもの?

シベリア鉄道の旅は、正直言って「暇との戦い」です。

基本は「暇つぶし」と「食事」を制することが大切です。
食事は食堂車で食べれば良いと思う人もいるかもしれませんが、バム鉄道では食堂車が付いていない列車もあります。これは、事前にロシア国鉄のサイトで確認ができます。
そのような列車に乗る時は、食べるものは事前に持ち込む必要があります。
ぶっちゃけ、「列車に住む」という感覚で乗ることが大事です。

ネリュングリ発モスクワ行きの時刻表

ロシア国鉄のホームページ(英語)→ https://eng.rzd.ru/en/9446

では、列車に住むための便利グッズを解説していきましょう。

役に立った物7選

〈いつも綺麗に〉小さなポリ袋

いわゆる100円ショップで売っているような、持ち手がついている小さなポリ袋です。列車内のゴミ箱にゴミを捨てることができますが、ゴミ箱は小さいので、ゴミもなるべく小さくすることが必要だからです。

〈ティータイム〉お茶の用意

  1. ティーバッグ、ステックコーヒー、粉茶
  2. 使い捨てのマドラー
  3. (番外)ポカリスエット(粉)

暇なので、とにかく毎日がティータイムです。(苦笑)
後述しますが、列車では24時間お湯が使えますので、とにかくお茶!お茶!お茶!!
あまりにもお茶の回数が多くなるので、基本はノーシュガー。たまに甘いスティックコーヒー。そのような時には使い捨てのマドラーを使います。紅茶はロシアのスーパーマーケットでいくらでも買えますが、緑茶は持ち込んだ方が良いと思います。やっぱり、日本人には緑茶は欠かせないなと思います。

ポカリスエットは、とにかく暑かったりして脱水症になる可能性もあるので、念のため的な感覚で旅行の時はいつも持ち歩いています。

余談ですが、あまりにも水分を摂っていたせいか、便秘とは無縁でした。(苦笑)

〈サバイバルな食事〉簡単な食器類

  1. プラスチックのコップ
  2. スプーン&フォーク&サバイバルナイフ
  3. シリコンの蓋付きどんぶり
  4. マグボトル(保温性、保冷性が良いもの)
  5. キッチンペーパー、ウエットティッシュ

ロシアの列車には、必ず1両に1つ湯沸かし器(サモワール)があります。
これは常に石炭でお湯が湧いているもので、基本的に24時間使えます。その為、「お湯を入れれば出来上がり」なインスタントラーメンや、スープ、マッシュポテトなどを持ち込めばいつでも食べることができます。

ちなみに、列車の中は正直暑いです。
その為、持ち込む食料は基本的に生ものはアウトです。
私が持ち込んだ主なものは「ピロシキ、きゅうり、りんご、インスタントラーメン、ポテト、黒パン」などでした。ピロシキは正直何個食べたかわかりません。ロシアの偉大なるジャンクフード万歳!(苦笑)

きゅうりやりんごはそのままでは食べにくいので、サバイバルナイフで小さく切って食べます。
ちなみに、シリコン容器の蓋はまな板&お皿代わりになるので、かなり便利しました。

マグボトルは、ミネラルウォーターが切れた(注:水も乗車前に必ず持ち込む)時に、お湯を入れておいて湯冷ましを作ったり、寝る前に入れておいて喉が乾いたら飲むなどで重宝しました。

列車の中での食事は(食堂車での食事を除いて)栄養はかなり偏ると思った方がいいです。
その分、降りたところで野菜が多めの食事をして帳尻を合わせればいいと思います。
ロシア料理は野菜を使う料理が多いので、「列車から降りたら野菜食べればいい!」と。
ある意味開き直りですね。

ロシアのミニラーメン
シリコン容器で1食分のラーメン

余談ですが、ロシアのインスタントラーメンは味にかなりクセがあり、正直あまり何回も食べることができませんでした(飽きる)。もし購入するならラーメンだけでなく、ポテトやスープを適宜混ぜるのがいいと思いました。クノールのスープは美味しかったです。
ちなみに、ミニラーメンの写真の横に「わかめ味噌汁の味噌」があるのは、ラーメンをふやかしたら、味付けに味噌を入れて味噌ラーメンにしたからでした。結構美味しかったですよ。

〈充電〉USBの充電タップ&C型の延長コード

基本的に今回の列車の個室の中には、電源が1つありました。
ただ、昨今充電が必要なものは沢山あります。そうなるとある程度タコ足配線的に電源を増やす必要があります。その時に重宝したのが、下記のタップでした。
ちなみに、これはダイレクトにロシアの電源(Cタイプ)に差せました。

Amazon.co.jp: サンワサプライ ゴーコンタップ ホワイト RW47WH: パソコン・周辺機器
Amazon.co.jp: サンワサプライ ゴーコンタップ ホワイト RW47WH: パソコン・周辺機器

これに、USBのタップを付ければかなり同時に充電ができます。

とある日の充電ステーション(苦笑)

かなりカオスになっていますが、もっと繋いでいたこともありました。本当にカオスです。

〈暇つぶし〉kindleに仕込んだ本

荷物がただでさえ多くなるので、本などはiPadに仕込んだkindleに入れておきました。
案外列車は揺れるので、細かい文字を読んだり、細かい作業はかなり無理があります。
文庫本をkindleに入れて、大きめの文字で読むことは割と大丈夫でした。
ただし、長時間になると目が疲れますので、ほどほどに。

〈履物〉安いサンダル

よく、「旅行ではスリッパを」と言われます。
飛行機でしたら正解ですが、ここではぜひサンダルを持っていきましょう。
私は100円ショップで買った偽クロックスのサンダルを持っていきました。
これで外に出るもの大丈夫だし、トイレに入る時も抵抗は少ないでしょう。
高価なものは必要ありません。帰りは捨てて帰ってきました。


ちなみに、駅に止まった時に停車時間が5分以上の場合は、必ず外に出ていました。
本当に動かないので、外で少し歩くのと、新鮮な空気を吸うためにです。
1時間以上の停車時間がある場合は、街に出て買い物もできます。
お店を探すのは大変かもしれませんが。 

喫煙者の人は、スモーキングタイムですね。
列車の中は禁煙、そして(意外なようですが食堂車以外では)禁酒です。
へべれけになった青年達が警察にしょっ引かれてる光景も目撃しました。

ちなみに、ロシアの鉄道駅は、入る時はセキュリティチェック(正直ザル)がありますが、出る時は何もありません。停車時間中に外出する時は、駅横から出て、帰る時も鉄道の建物は通らずに戻れます。ぶっちゃけ、途中外出は「ザル」です。(苦笑)

では、「列車のセキュリティは大丈夫なの?不審者が入ることはないの?」というご意見もあるかもしれませんが、最初に列車に乗る時は必ず車掌さんがいる入り口(1両に1カ所)で、パスポート+切符(個室車両は全席指定席)のチェックがありますので、大丈夫です。
停車している時は車両を担当する車掌さん(1車両に2人車掌さんがいる)が必ず入り口についているし、長旅になると車掌さんとも顔見知りになるので、発車時間を勘違いして直前まで外にいると呼んでくれたりして、かなり安全は確保されていると思います。

〈鞄類〉蓋の一部が開くスーツケース & エコバック

海外旅行ですから、必需品はスーツケースです。
でも、狭い車内のどこに置くか、想像つきますでしょうか?

答えは「座席の下の空間」もしくは「座席と座席の間に置く」です。

ただ、座席の下の空間は基本的に2カ所しかありません(列車による)。
一般的な4人個室で、全員スーツケースを持っていたらどうしましょ?ということになります。
その時に応じて考えますが、室内の客同士で融通しあっておくことになります。

ちなみに、地元ロシア人は、大抵はスポーツバッグを持って、足元に置いてたりしました。

さて、いざスーツケースの中を開けたいという時ですが、下段でしたらそこにスーツケースを広げることはできますが、上の人はどうしましょ?ということです。
そこで役に立つのが、上の一部だけ蓋が開くスーツケース」です。

使ってみたところ、想像以上の便利さに目から鱗が10枚ほど落ちました。
何しろ、立てたままで中身を出せるのですから。もちろん一番下のものを取り出すのは無理ですので、必要だと思ったものは、事前に上の方に置いておく知恵も少し必要になります。


ロシアはどこでもスーパーの袋は有料です。(露天のおばちゃんの店はわかりませんが)
しかも、日本のスーパーの袋の頑丈さに比べて、かなり薄くて貧弱なので、使い回しはできないと思った方が良いです。
ちょっと停車した時に買ったものを入れる為にも、駅にあるシャワーを浴びに行くための着替えを入れたりなど、エコバックは大変重宝します。必ず一つは持っていきましょう。

番外・ロシアのSIM、Apple watchのような、スマートウオッチ、

なんと言っても、電波は命綱です。ロシアに入国したらまずはSIMカードを購入してスマートフォンに挿しましょう(SIMフリーであることが必要)。
電話番号は覚えてなくても、電波さえ使えれば大丈夫。それでも僻地を走っている時は、たまに使えなくなって、いわゆる「電波難民」になることもあります。
そういう時は諦めて本でも読んでいましょう。(苦笑)

そして、長いことシベリア鉄道に乗っていると何回か時間帯の変更があります。
誰も時間が変わったことは教えてくれませんが、スマートウオッチがあれば正確な時間を知ることができます。
停車時間や到着時間を確認する上で、あれば持っていきましょう。


とにかく、荷物を最終的に少なくするために、いわゆる「消えもの」、キッチンペーパーなどは、とにかく遠慮しないで使う!できるだけ捨てていく事を目標にしていました。
最終的には最後の列車の時には消耗品は全部使い切れました。よかった、よかった。
その分、列車の中でお土産を買って空いた分の場所に入れたりしました。
旅の最終日に買った、列車の中でしか買えないホルダー付きグラスは、私の宝物になりました。

まとめ

車内では、ロシア人と同室になることも多いです。

そのような時のコミュニケーションの一環としては、カードゲーム(uno)をやったり、日本の折り紙を折って見せたりしていました。たまに酔っ払いオヤジが乱入してビビったりしましたが、基本的にロシア人は打ち解けると良い人が多い印象です。それに、女の子は美人が多い!!ちょっとした挨拶の単語を覚えて、ワイワイ楽しむのも列車の旅の一興だと考えます。コロナ禍が収まって、自由に旅ができるようになったら、次は違う路線の旅をしてみたいなと考えています。

最後に、焼き立てのパンを個室に持ってきてくれた食堂車の可愛いおばちゃん、美味しかったよ。ありがとう!

☆ 今日より明日がより良い1日でありますように ☆

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました